チューリヒ大学は、街の高台にあります。
ツァラがいた当時と基本的には変わってないと思われます。手入れがされていてきれいでした。休日でしたが学生もちらほらいて、ふつうの学生でした。博物館も併設されていたり、大学病院があったり、わりと充実した大学のようです。
さきほどのZurichbergstrasse 19のペンション・Furrerと同時期に、ツァラはBellerivestrasse(Daliastrasse)の7番地に部屋を持っていました。ではBellerivestrasseに行ってみましょう。
チューリヒは大きな湖の淵にある街で、中心部は川をはさんで広がっています。それを、湖のほうへずんずん歩いて、湖のところを左に曲がります。Bellerivestrasse、相当遠いところにあるようです。
だいたい、大学の高台から湖の河口に出るまでが徒歩20分くらい。
そこから、ひたすら、海岸沿いのような通りを、ずっと歩いていきます。だんだん、街の賑やかな空気は薄れて行き、人気も少なくなり、観光客の多い中心部とはうってかわって、ものすごいジモティーな、ここは江ノ島かしら(私は湘南出身)というようなムードになって、心細くなってきます。えんえんと、車の道路のわきを、歩きます。歩いている人もあまりいません。フェニックスのような木が点々とある並木道も、江ノ島ムードを倍増させています。ある店も、閑散としてくるし、なんか革ジャンのおにいさんは前を歩いてるし、どんどん、チューリヒの郊外へと、国際色の強い街を外れていきます。
はじめはUto-Quaiという通りが、途中でBelleriveに切り替わります。
やっとBellerive!
Bellerivestrasseになったとたん、生活感がどっと現れました。
西日も差して、いいかんじになってきています。
そしてこれが、ツァラの住んでた建物。

趣味のいいところです。なんかムーミンが住んでそうです。っと思ったら…
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Asmi Nardo
は、有名な降霊術の団体らしいです。
ここでツァラの霊を呼び出してもらったら確実に会えそうですよねー! |
次はホテル・Seehof、Seefeldstrasseを見ていきます。
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